2012年8月2日

慈しみ


慈悲の瞑想をすると、心も身体も自然にリラックスします。
そして煩悩は少しずつ消えていきます。眠気や睡魔は「注意深さ」に換わり、曖昧さや優柔不断は「確信」に換わります。
怒りや憎しみは、「やさしさ」に換わり、不安や悩みは「幸せ」に換わります。そして潜在意識に埋もれていた慈しみが表面にあらわれ、それによって私たちは、より穏やかで、幸せになるのです。

この状態の中、心は落ち着きを得て、欲を乗り越えることができます。
そして「慈しみは怒りを消し、心を育てる」こと、「怒りが消えれば、気づきの実践がしやすくなる」こと
を理解することができるでしょう。

慈悲と気づきはいっしょに働きます。その結果、禅定(心の統一)と智慧が生じます。
ですから、気づきを実践し、心を上手に調整しながら、慈悲を育てていくことが大切なのです。

グナラタナ長老