絶えまなく流れつづける
現象の変化を観察するためには、
心が安定し、しなやかで、
柔軟で、清らかでなければなりません。
こうした心の明晰さは、
集中した心にのみあらわれるものなのです。
(本文より)
心が安定し、しなやかで、
柔軟で、清らかでなければなりません。
こうした心の明晰さは、
集中した心にのみあらわれるものなのです。
(本文より)
……過去2000年以上にもわたって、「集中」と「気づき」 の二つの道は、十分な根拠のある実践法として体系化され、洗練されてきました。この二つが一緒にはたらいているとき、最も効果的に瞑想は機能するのです。
マインドフルネスを越えて
バンテ・H・グナラタナ著
出村佳子訳
サンガ
二つの道とされていますが、実際のところ、道は一つです。事実、ブッダは「サマタ」と「ヴィパッサナー」を別の道として教えられませんでした。一つの瞑想の道であり、「苦を滅するワンセットの道」 として教えられているのです。
マインドフルネスを越えて
集中と気づきの正しい実践
バンテ・H・グナラタナ著
出村佳子訳
サンガ 2013年12月1日 1刷発行 2016年 1月1日 2刷発行 2019年 2月1日 3刷発行 関連記事➡マインドフルネスを越えて |