2014年11月21日

心を注意深く調べてみると

なぜ、自分にたいして「思いやり」を
実践しなければならないのか、
と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

「自分を思いやることは
わがままではないか」

「自分のことはどうでもいい。
真の精神修行とは、
他者を思いやることだ」

と言うのです。

これは一見すばらしいことのように聞こえますが、
自分を騙している可能性もあります。

自分の心を注意深く調べてみてください。

そうすれば、
「世界中で 自分よりも愛しい者は ほかにいない」
ということがわかるでしょう。

自分に思いやりを向けることは、悪いことではありません。

実際、それは 「他者を思いやる実践」の土台になるのです。

ブッダはこのようにおっしゃいました。

 心で 全世界を捜してみても、
 自分より愛しい者は どこにも見いだせない。

 そのように、他者にとっても自分は
 このうえなく 愛おしい。

 ゆえに、自分を愛する者は、
 他者を傷つけないように。
                  (ウダーナ5、1)



バンテ・H・グナラタナ著
  



2014年11月1日

「気づく」ことによって

気づくこと (マインドフルネス) によって、
いったん立ち止まることができます。

気づくことによって、

・ 悪い思考や行動パターンが
  生じるのを防ぎ、

・ 生じたときには対処し、

・ 善い思考や行動パターンを育て、

・ それを維持する
のに必要な時間を与えてくれるのです。

また、
無意識に行為をすることがなくなり、
自分の思考・言葉・行動を管理することができるようになります。

らに、現象を歪めることなくあるがままに洞察し、理解する 「智慧の眼」 が生じるのです。

8マインドフル・ステップス
バンテ・グナラタナ著