2015/08/11

親と子どものためのマインドフルネス

1日3分! くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる (気持ちがスーっと落ち着くマインドフルネス・エクササイズCD付



ジョン・カバットジン(はじめに) 


『子ども幸福度』世界一のオランダ発の子育て!!

オランダから出版されたこの小さな本は瞬く間に広がり、
フランス、ドイツ、イギリス、デンマーク、アメリカなど
教育先進国でベストセラーになりました。

現在は27ヵ国で出版されています。

2015/07/26

Patipada8月号


 
(※クリックすると拡大できます)

Patipada』(パティパダー)
2015年8月号
vol.22 no.4 通巻no.246
連載/翻訳 : 『仏教Q&A 』(P42-45)より




2015/07/10

All who are born

All who are born must die one day...
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā


2015/06/27

Patipada7月号

 
『Patipada』誌(パティパダー)
2015年7月号
vol.22 no.3 通巻no.245
連載/翻訳:仏教Q&A(P34-38)
・仏教と哲学の違い
・座る姿勢について


2015/06/23

苦について

"About suffering they were never wrong,
The Old Masters: how well they understood
Its human position; How it takes place
While someone else is eating or
opening a window or just walking dully along......"
-W. H. Auden

苦について、
過去の偉人たちは 間違っていなかった。
その意味を よく理解していた。
苦は、食べているときも、
窓を開けているときも、
ぼんやり歩いているときも、
起こるのものだと......

***
苦は普遍的な感覚...
ふと目にとまった詩を 訳してみた。


2015/06/16

2015/06/15

Patipada誌6月号

Patipada』 誌 (パティパダー
2015年6月号
vol.22 no.2 通巻no.244
根本仏教講義



2015/05/31

Patipada6月号

  Patipada』 (パティパダー)
  翻訳連載 : 仏教Q&A 『ただ
 坐だけでいいのか?』 (バンテ
 ・H・グナラタナ著/出村訳より
ヴィパッサナーは、気づきの実践です。
でも、ただ気づいていればいいということでもありません。
自分の行為に100パーセント鋭く気づくことができたとしても、
まったく智慧があらわれない場合もあるのです。

たとえば、野生のネコやトラは獲物を捕らえようとするとき、
獲物にたいして全注意を向けています。
でも、智慧はあらわれません。なぜでしょうか? 

野生の動物が獲物を狙って鋭く注意を向けているとき、
そこにあるのは、ただの注意――
いわゆる、不善の注意だからです。

ヴィパッサナーを実践するときには、 
気づきを働かせ、
対象にたいして100パーセント注意を注ぎます。
その気づきには、欲も、怒りも、無知も入っていません。
心は明晰になります……
このようにして、心の諸現象を観察する能力が育つのです。


2015/05/23

Happy wesakday

Seeking but not finding the housebuilder,
I have traveled through the round of countless births.
How painful is birth over and over again.
Oh housebuilder! You have now been caught!
You shall not build a house again.
Your rafters have been broken. Your ridgepole demolished.
The unconditioned consciousness has been attained
and every kind of craving has been destroyed.
-Dhammapada153,154

※この偈ではridgepole = avijjhā 無明です
  
~ウェーサーカ祭にちなんで



2015/05/19

ご案内

以前、大変お世話になりました学習院大学国際研究の先生より、「彬子女王殿下による一般向け講演会」のご案内をいただきましたので、こちらでもご紹介させていただきます。

講演者: 彬子女王殿下
          (学習院大学国際研究教育機構客員研究員)

演 題:  「オックスフォードに学んで」

日 時: 2015年5月23日(土)13:00~
      
会 場: 学習院大学目白キャンパス 南3号館201教室

彬子女王殿下は、学習院大学史学科をご卒業後、イギリスのオックスフォード大学で修士号、博士号を取得され、さらに日英美術交流史を学ばれました。
現在は、海外でご専門の日本美術史、美術交流史をご発表なさるかたわら、日本文化への造詣も深められ、日本文化を体験させる活動もなさっています。
国際社会で日本人として活躍を考えられている方には、ぜひ参考になる講演会とのことです。
ご関心のある方はぜひご参加ください。
 リーフレット

2015/05/03

お知らせ

東京郊外の、小さいけれども
品のよい書店に立ち寄ったところ、
3月に重版された
『8マインドフル・ステップス』第2刷が並べられていた。

第2刷は、表紙にやや光沢がかかっていて、
明るい感じ。

ぜひ、書店でご覧になってみてください。



2015/04/26

ウェーサーカ祭


聖なる三大事の日、 
ウェーサーカ祭が
生きとし生けるものに
幸福と安穏をもたらしますように

『ウェーサーカ祭』
 (スリダンマーナンダ長老)より
 * * * * * * * * * * * *
『Patipada』(パティパダー)2015年5月号掲載短縮版。
vol.22 no.1〔no.243〕日本テーラワーダ仏教協会刊
こちらをご覧ください。
イベントはこちらです。
 


2015/04/20

Dhamma is the actual protection through which we are permanently released from the sufferings of sickness, aging, death and rebirth.....


2015/03/30

慈しみ

慈しみを実践すると、
習慣になっている
悪い思考パターンが
弱まっていき、
善い思考パターンが
強くなります。

こころは穏やかになり、

満たされ、
リラックスします。

それで、

こころが 「集中」 するのです。

マインドフルネスを越えて集中と気づきの正しい実践』


2015/03/26

Patipada誌4月号


 
 『Patipada』(パティパダー)
 日本テーラワーダ仏教協会刊
 2015年4月号 vol.21 〔通
 no.242〕 連載 『感 覚』 より

からだのどこかが痛いとしましょう。

このとき静かに座り、
目を閉じて、
心配することも、
不安になることもなく、
その痛みだけに
ただ気づきながら観察します。

しばらくすると、
痛みが小さくなっていることに
気づくでしょう。

反対に、心配するなら、
痛みにたいして、
緊張やプレッシャーを加えていることになりますから、
結果として、痛みを悪化させてしまうかもしれません。

痛みというひとつの感覚だけでなく、
さらにもうひとつの感覚
――心配―― 
を加えたからです。


Patipada』(パティパダー) 4月号、連載 『感覚』より

バンテ・H・グナラタナ著 
出村佳子訳



2015/03/22

...をつくるのは心


巣立ち

Mind is the source of
all sufferings and happiness.

May all beings be happy...




2015/02/27

I recollect qualities of the buddha and pay my homage......





2015/02/05

お詫びと訂正

お詫びと訂正です。

月刊機関誌 Patipadā』 (パティパダー)
2015 2月号  連載/翻訳記事の
『感覚』 (バンテ・グナラタナ著/出村佳子訳)
39ページ、下段 3~4行目
におきまして、誤りがございました。

『 対象 (色・受・想・行・識) 』 とありますが、

ただしくは 
『 対象 (色・声・香・味・触・法) 』 です。

深くお詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。







2015/01/20

なぜ献血をするのか?


Rudhira Dāna(ルディラ・ダーナ)




仏教では、「徳」(Punna)という言葉がよく使われます。行為には、善行為と悪行為の2つがあります。簡単にいうと、業(Kamma)です。お釈迦様は「人は業によって幸福か不幸になる」と教えています。


善行為を行うことを、「徳を積む」といいます。この「徳を積む」方法は3つあります。


Dāna―布施をする
Sila―戒を守る
Bhāvanāー瞑想をする(心を育てる)

です。AN:Tikanipata)

献血をすることは、布施(Dāna)であり、自分の血のお布施することになります。

お布施には、3種類あります。

まず、自分の物を他人のために差し上げることです。

他人のために自分が持っている食べ物や着る物、お金などをお布施するのです。これは3番目のお布施で「ダーナ・パーラミター(布施波羅蜜)」といいます。


2番目は、他人のために自分の身体の部分をお布施することです。これを「ダーナ・ウパ・パーラミター」といいます。


最も高いお布施は、他人のために自分の命を差し上げることです。これを「ダーナ・パラマッタ・パーラミター」といいます。


献血は、2番目の「ダーナ・ウパ・パーラミター」を実践することになります。




仏道を歩む人は、徳を積みながら道を実践すべきです。「病気で苦しんでいる人々の苦しみがなくなりますように」と願って、自分の血をお布施することは素晴らしい行為です。
本当の幸せとは、心の喜びのことです。
自分にも他人にも役立つことをして喜ぶことができれば、それこそが最高の幸せなのです。

スダンマ長老法話


(文責:出村佳子)


生きとし生けるものが幸せでありますように。

Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā


2015/01/17

metta


May all beings and creatures
with no exceptions,
be free from suffering. 
May they all be free…




2015/01/11

生まれたもの…


「アーナンダよ、
ブッダはかつてこう説かれたのではなかったか。

生まれたもの、
存在するもの、
組み立てられたもの、
作られたものは、
必ず壊れる。

生じては滅する……

これが
諸々の条件に依って
形成されたものの
本質である。

生まれたものは

必ず滅する。

この構造が

完全に止むとき、
究極の安穏が
訪れるのである」


スリダンマーナンダ長老法話より

(Maha parinibbana sutta)

出村佳子訳

2015/01/03

姿 勢


なぜ姿勢に気づく必要があるのか? 

 歩いているときは 歩いているし、 座っているときは 座っている。 横になっているときは 横になっている。 自分の姿勢くらい知っている。
 座る・立つ・歩く・横になる姿勢に 気づくことで、 何か特別な智慧が得られるのか、と思うかもしれません。



『8マインドフル・ステップス』バンテ・グナラタナ著、出村佳子訳



姿勢に注意すると、身体の動きが絶えまなく変化していることがわかるでしょう。

動かずに、じっとしているように見えても、変化しているのです。

心臓は鼓動していますし、身体からは熱が出ています。肺は拡がったり縮んだりしています。このように、身体は無常なのです。

また、身体の外側の動きに関しては、一部コントロールすることができますが、内側の微細な動きに関してはコントロールすることができない、ということに気づくでしょう。

コントロールできないため、心はいらだちます。

このことを理解することによって、「身体の動きの本質は  苦であり、無我である」と見る智慧が育つのです。


8マインドフル・ステップス

バンテ・グナラタナ著

  

2014/12/29

よいお年を

 本年もいろいろありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 来る年が皆様にとって
 幸せな年になりますように。

 よいお年をお迎えください。
 
 
  
生きとし生けるものが幸せでありますように
 
 



 

2014/12/01

維持する

『8マインドフル・ステップス』バンテ・グナラタナ著、出村佳子訳
たとえいま
心が穏やかで、清らかで、
洗練されていても、

(なにもしなければ)

そのうち堕落することも
事実です。

だからこそ、

いちど善い心を育てたなら、

それを維持し、

実践しつづけることが
大切なのです。

苦しみを

根本から取り除くためには、
善い心を育てることが欠かせません。

さらに、

その善い心を維持することによって、

一時的な安心感や喜びではない、

長つづきする幸せが
得られるのです。

清らかな善い心は、

無常を見る「智慧」を育てるための
基盤になります。

この「智慧」によって、

欲と無知を
根こそぎ断つことができるのです。


8マインドフル・ステップス
  

2014/11/21

心を注意深く調べてみると

なぜ、自分にたいして「思いやり」を
実践しなければならないのか、
と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
『8マインドフル・ステップス』バンテ・グナラタナ著、出村佳子訳
「自分を思いやることは

わがままではないか」

「自分のことはどうでもいい。

真の精神修行とは、
他者を思いやることだ」

と言うのです。


これは一見すばらしいことのように聞こえますが、

自分を騙している可能性もあります。

自分の心を注意深く調べてみてください。


そうすれば、

「世界中で 自分よりも愛しい者は ほかにいない」
ということがわかるでしょう。

自分に思いやりを向けることは、悪いことではありません。


実際、それは 「他者を思いやる実践」の土台になるのです。


ブッダはこのようにおっしゃいました。


 心で 全世界を捜してみても、

 自分より愛しい者は どこにも見いだせない。

 そのように、他者にとっても自分は

 このうえなく 愛おしい。

 ゆえに、自分を愛する者は、

 他者を傷つけないように。
                  (ウダーナ5、1)



バンテ・H・グナラタナ著
  



2014/11/01

「気づく」ことによって

気づくこと (マインドフルネス) によって、
いったん立ち止まることができます。

気づくことによって、
・ 悪い思考や行動パターンが
  生じるのを防ぎ、
・ 生じたときには対処し、
・ 善い思考や行動パターンを育て、
・ それを維持する
のに必要な時間を与えてくれるのです。

また、無意識に行為をすることがなくなり、
自分の思考・言葉・行動を管理することができるようになります。

らに、現象を歪めることなくあるがままに洞察し、理解する 「智慧の眼」 が生じるのです。


8マインドフル・ステップス
バンテ・グナラタナ著


2014/10/14

8マインドフル・ステップス


ブッダの説かれた幸せへの道

八正道を現代社会で実践するためのガイドブック。

幸せを願う、すべての人へ。



ブッダが発見した真理


 幸せと幸せではないもの
 幸せのもと
 苦しみの罠
 段階的なトレーニング
 実践をサポートするもの
 生活をシンプルに
 自制の練習
 善い心を育てる
 指導者を見つけ、教えを探究する
 気づき(マインドフルネス)の実践を始める
 坐る瞑想
 痛みに対処する
 心を集中させる
 一分間のマインドフルネス


ステップ1 正しい見方 〔正見:Sammā‐Ditthi〕

 「原因と結果」を理解する
 「四つの聖なる真理」 〔四聖諦〕を理解する
   第一の真理――苦
   第二の真理――苦の原因
   第三の真理――苦の滅
   第四の真理――苦を滅する道
 「正しい見方」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ2 正しい思考 〔正思惟:Sammā‐Sankappa〕


 欲から離れる(手放す・施す)
 「物」を施す
 「人・経験・信仰」にたいする執着を手放す
 恐怖に対処する
 慈しみ
 敵を慈しむ
 怒りに対処する
 あわれみ
  「自分」にたいするあわれみ
  「親」にたいするあわれみ
  「子ども」にたいするあわれみ
  「妻・夫」にたいするあわれみ
 「正しい思考」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ3 正しい言葉 〔正語:Sammā‐Vācā〕


 真実を話す
 言葉は武器ではない
 やさしい言葉
 無駄なおしゃべりをしない
 「正しい言葉」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ4 正しい行動 〔正業:Sammā‐Kammanta〕


 五つの戒律 〔五戒〕
 行動をするときの道徳
 殺さない
 盗まない
 淫らな行為をしない
 放逸の原因となり、酔わせる酒や麻薬類を使用しない
 在家者の「高いレベルの戒律」
 「正しい行動」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ5 正しい生計 〔正命:Sammā‐Ājīva〕


 「正しい生計」かどうかを判断する
 「正しい生計」を見つけるには
 「正しい生計」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ6 正しい精進 〔正精進:Sammā‐Vāyāma〕


  十種類の束縛
   束縛1 我があるという見解 〔有身見〕
   束縛2 疑い 〔疑〕
   束縛3 儀式儀礼への執着 〔戒禁取〕
   束縛4 感覚器官の対象への欲 〔欲貪〕
   束縛5 怒り〔瞋恚〕
   束縛6・7 存在への微細な欲 〔色貪・無色貪〕
   束縛8 自分がいるという潜在認識 〔慢〕
   束縛9 うわつき 〔掉挙〕
   束縛10 真理を知らないこと 〔無明〕
 五つの妨害物 〔五蓋〕
   五蓋1 欲 〔貪欲〕
   五蓋2 怒り 〔瞋恚〕
   五蓋3 沈鬱・眠気 〔惛沈睡眠〕
   五蓋4 うわつき・後悔 〔掉挙後悔〕
   五蓋5 疑い 〔疑〕
 「正しい精進」の四つのアプローチ
   悪い心が生まれるのを防ぐ
   悪い心に対処する
   五蓋に対処する
   善い心を育てる
   善い心を維持する
 「全体」を見る
 「正しい精進」のマインドフルネス
 Key Points

ステップ7 正しい気づき 〔正念:Sammā‐Sati〕


 四つの気づきの対象
 「身体」に気づく
   呼吸に気づく
   姿勢に気づく
   身体の部分に気づく
 「感覚」に気づく
 「心」に気づく
 「法」に気づく
 Key Points

ステップ8 正しい集中 〔正定:Sammā‐Samādhi〕


 善い集中とは
 禅定のステージ
   第一の禅定(初禅)
   第二の禅定
   第三の禅定
   第四の禅定
 「正しい集中」のマインドフルネス
   禅定を「使う」こと
   自分を騙さない!
   忍 耐
 Key Points

ブッダの約束


 覚 り
 みずから、たしかめる

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ブッダの教えを、正しく理解したい。実践して、心の安らぎを体験したい。実践中に起こるさまざまな問題を解決したい。このような希望がある方々に、グナラタナ長老のこの本は最適です。
スリランカ初期仏教 
アルボムッレ・スマナサーラ長老推薦
*********

エイトマインドフル・ステップス



2014/08/31

自分の心を清らかにできるのは



自分を大切にしてください。
自分は完璧ではありませんし、
欠点もあるでしょう。
しかし、自分の心を清らかにできるのは
自分しかいないのです。
自分を知るプロセスは、
まず、自分を完全に受け入れることから始まるのです。

『マインドフルネス ―気づきの瞑想』
グナラタナ長老(著)より