2010年10月24日

自ら励みなさい

よく、このような質問を受けます。
「自分の心に慈悲を育てたら、他人の痛みや苦しみ、憎しみを取り除くことができますか?」

お釈迦さまですら、他の人にたいして 「やすらかで幸せになりますように」と願うだけでは、
その人の痛みや苦しみを取り除くことはできませんでした。

お釈迦さまはこのようにおっしゃいました。
 
 あなた方は解脱するために 
 自ら励みなさい。
 仏陀は法を説くだけである。

 ~グナラタナ長老

2010年10月17日

「他者に尽くす」とは

「他者に尽くす」ということは、
自分を犠牲にして 自分ができる以上のことをやることだ
と多くの人が考えています。
しかし、これは事実ではありません。
なぜなら、どんなことも
「どんな心で尽くすか」という その人の気持ちや
どのくらい「無私の心」を育てているか、ということで決まるからです。

~スリダンマナンダ長老

2010年10月11日

慈しみの土台

慈悲の瞑想は、心に やすらぎと幸せをつくり、
清らかな心を 真に育てる 本物の瞑想です。
慈しみを 他人の心に植え付けることはできません。
また 他人が 自分の心に植え付けることもできません。
それぞれの人が、自分の心に慈しみが育つよう、
自分で 慈しみの土台を作らなければならないのです。

~グナラタナ長老

2010年10月3日

慈しみ

慈しみはよく太陽に譬えられます。
おそらくそれは、
慈しみはすべての生命にたいして
とても温かい心を注いでいるからでしょう。

ちょうど太陽が地球に暖かさをもたらすように、
慈しみは生きとし生けるものに温かさをもたらします。

太陽が 世界のありとあらゆるものに 差別なく降り注いでいるように、
慈しみは 生きとし生けるものすべてに 差別なく染みわたっていきます。

太陽が暗闇を消すように、
慈しみは憎しみの暗闇を消すのです。

~グナラタナ長老