2011年8月13日

故人の供養

多くの社会では、家族の誰かが亡くなって葬式をおこなったあと、ある一定の期間内に故人を偲んで宗教的儀式を執り行うのが 一般的な慣習としてあります。

仏教ではふつう、親族や友人が僧侶たちを招いて食事や薬などのお布施をおこない、その善行の功徳を故人に回向します。聖者にたいする布施は、徳の高い行為とみなされています。
智慧のある仏教徒なら、さらに慈善施設に寄付をしたり、貧しい人たちに施しをしたり、寺院建設の計画をたてたり、無料の冊子や本を出版して皆に配布します。

清らかな心でこのような布施をおこない、善い心を育て、故人を思い起こし、善行によって積んだ功徳を回向します。もし、故人が功徳を受けられるような状態にあれば、故人は大いに恩恵を受けるでしょう。しかし、たとえ回向を受けられる状態でないにしても、あなたがおこなった善行為は無駄にはなりません。幸福になるために善い心を育てている人々の役に立ちますから。

スリダンマーナンダ長老